いま喫煙者って、すごいマナーに気を付けながらタバコを吸っていますよね。
最近は、喫煙所以外の場所でタバコを吸っているマナーが悪い非常識な人はすっかり見かけなくなりました。
私は、7年ほど前に禁煙に成功し、今は非喫煙者です。
なので、まるで隔離されているような喫煙所でタバコを吸っている人を見ると、とても気の毒になります。
元ヘビースモーカーとして、タバコを吸う行為や煙に対しては、何ら怒りは感じません。
でも、このご時世にタバコをポイ捨てする人、特に証拠隠滅とばかりに、道路の排水溝にタバコをポイ捨てするマナーの悪い非常識な奴だけは、どうしても許せません。
道路の排水溝を灰皿がわりにする非常識な奴
以前勤めていた会社に某企業を定年退職した60歳代前半の喫煙者のおじさんがいました。
会社内は全館禁煙になっていたため、いつも外の歩道でタバコを吸っていたのですが、このおじさんは携帯用の灰皿を持っていません。
彼の灰皿は、道路の排水溝です。
何も悪びれることなく、いつも堂々とタバコの吸い殻を排水溝にポイ捨てしていました。
マナーが悪い喫煙者の典型例ですよね。
正直に言うと、ぼくも若い時は排水溝にタバコの吸い殻をポイ捨てしたことがあります。
でもそれは若気の至りというやつで、ぼくが排水溝にタバコをポイ捨てしていたのは20代前半までです。
(都合の良い解釈ですみません)
60歳を過ぎた良い大人が、排水溝にタバコをポイ捨てする行為を繰り返すなんて、マナーが悪い非常識というレベルではなく、神経を疑いたくなります。
注意をしても聞く耳をもたず
この非常識なおじさんは、頑固で変わり者でした。
若手社員の至らないところを注意するだけであれば良いのですが、いかに自分が常識人で、自分以外の人間は非常識人であるということ誇らしげに話す、はっきり言わせてもらうと、いけ好かない奴です。
非常識なおじさんが若手社員に対して、いつものように偉そうにダメ出しをしている時でした。
「タバコを排水溝にポイ捨てする〇〇さんに言われたくないよな!」
ぼくが若手社員に助け舟を出してあげると、非常識なおじさんは、
「だって、排水溝は、タバコを捨てるところでしょっ。ポイ捨てして何が悪いの?」
と言い放ったのです。
やはりこの非常識なおじさんは、『マナーが悪い』ことをしているという意識はまったくなく、排水溝は俺様の灰皿であると、本気で思っていたのでした。
マナーが悪い、ほんとにムカつく非常識な嫌なおっさんでした。
もちろんタバコのポイ捨て自体、やってはいけない行為です。
『マナーが悪い』ことを隠蔽するかのような、タバコの吸い殻を排水溝にポイ捨てする行為は、言語道断、絶対にしてはいけない非常識な行為だと思います。